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2012/07/22

”(株)MCKソフト訴訟”の裁判経過報告および6月22日の裁判報告

| by:sakura

 一昨年の平成22年10月31日に開催した管理組合臨時総会において、駐車場管理ソフトを納入した(株)MCKソフト社に対して、支払った契約代金と別途検証等に要した費用等の返却を求める訴訟を行うことが決議されました。

 総会承認を受けて、理事会は直ちに弁護士を通じて訴訟手続きが取りました。

 使用裁判所を横浜地方裁判所として訴訟を始めてから既に1年以上が経過しますが、これまでの 裁判経過を報告いたします。

  管理組合(原告)訴状提出、平成22年12月24日

  第1回期日、平成23年2月18日

  第2回期日、平成23年3月11日

  第1回弁論準備、平成23年5月19日

  第2回弁論準備、平成23年6月30日

  第3回弁論準備、平成23年8月24日

  第4回弁論準備、平成23年9月26日

  第5回弁論準備、平成23年11月7日

  第6回弁論準備、平成23年12月8日

  第7回弁論準備、平成24年2月2日

  第8回弁論準備、平成24年3月15日

 期日とは:訴訟法において裁判所、当事者などの訴訟関係人が、訴訟をおこすために指定された時間をいう。

      第1回期日は原告側の訴状の提出と確認を行い、第2回期日は被告側の答弁書の提出と確認を行った。

 弁論準備とは:双方の当事者又は代理人が立会い、裁判所が相当と認める者のみが傍聴することができる期日において行われ、双方が争いのある訴訟物について意見や主張を述べ合い、口頭弁論期日における証拠調べに向けて争点、証拠整理の弁論活動を行う事を言う。

 これまで期日2回、弁論準備8回開廷されました。

 私達原告は、納入された“駐車場管理ソフト”には、バグが多数あり、信頼性が無く、未納品があり、使用できないため返却する、そして支払い代金の返却を求める、として訴訟に取り組んできています。

 一方被告MCKソフト社は、バグの存在は認めるが、存在するバグは軽微なものであり通常に使用する限りは問題無く、かつ納入後1年近くの使用実績があり、返還要求には応じられない、との答弁です。

 現在係争中であるため、裁判の詳細の報告は控えさせていただきます。

 

私達が訴状を提出してから既に15カ月以上を経過しました。

 訴訟対策会議を理事会内に設け、弁護士と管理組合の間に立ち、これまで取り組んできていますが、長期化が予想される今後に対しても、しっかりと取り組んでまいります。

6月22日に裁判の証人尋問が行われ、
 MCKソフトが納品した駐車場管理ソフトは、
  「一般事務員は使用できなかった」と言うことが証明された。

さる、6月22日(金)横浜地裁において証人尋問を午後2時から5時頃まで行われました。その一部を報告いたします。

       駐車場管理ソフト(以降“本ソフト”と言う)

裁判の争点:一般事務職員が本ソフトを使用できたか否か

■裁判冒頭の裁判官発言は“これから証拠しらべを行う。双方とも、(本ソフトを)使用する一般事務職員が使用する事ができるか、できないかを前提として証拠調べを行うこと、に注意するように。“

でした。

証人尋問を受けた人(計3人)

・管理組合側・・一般事務職員である女性職員1人

       (陳述書提出)

MCK側・・・平成21年度企画部部長元理事Y(システムの開発窓口担当者)
 平成21・22年度(7月迄)前事務局長H(MCKに業者決定時は副理事長)
 2人
(陳述書を、MCKソフト Kだけでなく、平成21年度T元理事長Y元理事前事務局長Hの4人が提出。内2人が証人)

※陳述書(ちんじゅつしょ)とは、日本の民事訴訟において当事者から提出される証拠の一種であり、訴訟当事者や関係者の言い分などをまとめたものに、本人が署名押印をした書面をいう。

■証人尋問の要約(証言の前に証人の宣誓を行った)

【組合側弁護士の質問による事務職員の証言より】

●元理事Yさんが、平成21年6月頃から事務所に毎日来て,パソコン(本ソフト)の前に座り作業するようになりました。

●事務職員は本ソフトのレクチャーを一度も受けたことが無く、同年10月末まで、Yさんから,「組合費等の変更があれば教えるように」と言われたため,変更が生じるたびに,その内容を紙に書いてYさんに手渡していました。操作はYさんが行っていたので事務職員は操作していません。

●10月末頃にYさんは事務所に来なくなりました。11月からは、Yさんに変わってHさん(事務局長)が職員に対し,「これからは僕がしっかりこのソフトの操作を覚えて,みんなに教えるからね」と言われました。

●銀行に対する引落依頼と引落結果の取得は、インターネットを利用した銀行のシステムを使って事務局長と事務員である私が行うことになりました。

●翌年2月に組合費等の引落に関して大きなトラブルがありました。その状況は、管理費を引き落としてはいけないはずの方から誤って引き落としてしまうというようなトラブルが発生しました。その件数は、分かっただけで30件もありました。
 

●トラブルが発生してから、Hさんから、「僕がマスターするまでは使わないでください。」と言われたのでそれ以降使用していません。

●このトラブルへの対処が全て終了したのは5月頃まで掛かっていました。

【組合側弁護士の質問によるY氏の証言より】

●本ソフトのレクチャーは事務職員にしていません。10月末までは、私が操作を行なっていました。

●私は以前システムエンジニアの仕事をしていました。
【重要証言】(最後の仕事は?の質問に)
「管理組合が最後の(本システムの)開発です」と回答した(やはりY氏が本システムの開発そのものにかかわっていたことを自ら認めました。)

H氏の証言より】
11月からは事務局長が本ソフトの操作をしていました。

●2月にトラブルが発生してから、事務職員に「僕がマスターするまでは使わないでください。」と言いました。

以上。次回は、9月7日(金)に行なわれます。

(ドリームハイツだよりNo.128、No129より)

 


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